深部静脈血栓症は、エコノミークラス症候群と呼ばれている疾患です。
以前、サッカー日本代表の高原選手が発症し、ワールドカップに出場できなかった話は、
報道でも話題になりました。
飛行機や自動車などの座席で、同じ姿勢を取り続けていると起こることで知られています。
代表的なエコノミークラス症候群の症状は、呼吸困難と胸の痛みです。
そのほかにも、動悸、冷汗、チアノーゼ、血圧低下、意識消失などを起こすこともあります。
また、発生した血栓が脳に移動して血管を閉塞させると、
脳塞栓の症状を起こします。いずれも歩き出したあとに起こるのが特徴です。
原因は、下肢や上腕その他の静脈に血栓が生ずるためで、
この血栓が血液とともに肺へ流れ、肺動脈が詰まると酸素の供給が低下し呼吸困難になります。
エコノミークラス症候群で血栓が生ずるのは、運動や水分不足による血流のうっ滞が主な要因で、
高血圧や血栓症などの人に多く見られます。
機内で行う、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)予防の体操があります。
座ったままでもでき、飛行機以外でも応用できます。
足の指でグーをつくる、足の指をひらく、足を上下につま先立ちする、つま先を引き上げる、
ひざを両手で抱え足の力を抜いて足首を回すなどです。